発達障害のある子供には、色彩感覚がとても豊かな子が多いです。だから絵本選びでも、色は大きなキーワードになってきます。次のおすすめポイントとしては、

はっきりした色 わかりやすい絵
読み続けていると、だんだんデフォルメされた絵でもわかるようになっていきます。それでもぼやけた水彩画のような絵よりも、はっきりとわかりやすい色遣いの絵のほうが反応がいいです。これは発達障害関係なく、小さな子供の読み聞かせ全般に言えることでもあります。

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例えば、いわさきちひろさんの絵は大人にとったら本当にかわいくて、抱きしめたくなるような絵本ですが、子供受けはあんまりです。見えにくいのだと思います。

ゲンキは、エリック・カールが大好きでした。

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エリック・カールの絵ははっきりしていてわかりやすく、自閉傾向がある子に人気があります。

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見開きの色彩爆発!みたいなページを、じっと眺めていることもよくありました。もしかして、彼らにはこんな風に世界が見えているのかな。なんて美しい世界なんでしょうね。





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日本人のおすすめは、やぎゅうげんいちろうさん。はっきりとした楽しい色遣いが子供は好きなようです。ミッキーゲンキも、名作「いないいないばあ」よりも、こちらの「めんめんばあ」のほうがだんぜん好きでした。長谷川節子さんの、「めんめ いな~い いな~い」と優しいくり返しの言葉も、私は大好きでした。






くり返しの言葉
自閉症の子供は、知っている言葉がくり返し出てくる絵本を好む傾向があります。安心するのでしょうね。そもそも赤ちゃん絵本は、くり返しの優しい言葉で作られているものが多いので、その中でも親が好きな言い回し、読んでいて楽しくなる言い回しの絵本があると親子で楽しむことができます。フレーズとして覚えて、言葉が増えるきっかけにもなるといいですね。

大きくなっても、大人になっても、赤ちゃん絵本が好きなら読んであげればいいと思います。ミッキーは少し難しいお話の絵本も聞けるようになってきましたが、今でも赤ちゃん絵本が大好き。大好きな場面がくり返しくり返し出てくるので、うれしいのでしょうね。
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