自閉症の人が、手をひらひらさせたりピョンピョン飛んだりすることを「常同行動」または「常同運動」といいます。意味がないような同じ行動をくり返し、学業や社会生活に支障が出る場合もあります。

常同行動には、手をひらひらさせる、ピョンピョン飛ぶ、ぐるぐるまわる、手をたたき続ける、体を揺らす、行ったり来たりする、爪を噛む、物を噛む、など人によって様々な行動があります。

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我が家の長男ゲンキは、ピョンピョン飛ぶのが大好き。
ピョンピョンしながら、部屋を行ったり来たりして、ぶつぶつ何かをつぶやいています。
(ぱっと見、完全にイッちゃっています)

常同行動、常同運動の定義としては

1.発達早期(生後三年以内)に表れ
2.社会的、学業的、またはその他の活動が害される 又は、自傷行為が伴う場合
3.そのほかの薬や、精神疾患の生理的作用によるものではなく、他の精神発達症や精神疾患ではうまく説明されない
(『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』より)


長男ゲンキがピョンピョン飛び始めたのは、次男ミッキーが生まれた3歳9ヵ月の頃からなので、厳密に見るとちがうんですね~ (^_^;)
心配してカウンセラーに相談したこともあったんですが、「一人遊びの一環ではないか」と言われ、自閉症とは言われませんでした。

調べてみると、常同行動は発達障害のある子供の約4%~15%にみられますが、知的や発達に偏りのない普通の子供でも、約3%~4%にみられるそうです。普通の子供は、成長とともに常同行動は収まっていくそうです。

常同行動の原因としては

1、何かを訴えている
2、することで安心する
3、刺激を自ら求めてやっている

ことが挙げられます。

ゲンキ
も、暇で何もやることがない時によくピョンピョンしています。「自閉症の僕が跳びはねる理由」で、作者の東田直樹さんは、手をひらひらさせるのはなぜかと聞かれて「光を目の中に取り込むため」だと答えています。好きな刺激を自分で作りだして取り込むことで、精神的に安心するのでしょうか。

自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)
東田 直樹
KADOKAWA/角川学芸出版
2016-06-18


自閉症の僕が跳びはねる理由 (2) (角川文庫)
東田 直樹
KADOKAWA/角川学芸出版
2016-06-18



とくに学業や社会生活に支障をきたしていないのであれば、常同行動を矯正する必要はないのかもしれません。でもやっぱり、所かまわずピョンピョンするのはやめてほしいし、公園に連れて行ってもピョンピョンしてばかりで遊べないのは、どうかな~と思います。

「学校ではやっていない」と言い張っていますが、授業参観で見ていると、発表で正解してうれしい時なんかについやってしまっています。身体に染みついてしまっているんですね。いじめられないか、本当に心配です ( ;∀;)

禁止することで、ゲンキの精神バランスが崩れないように・・・とは思いますが、できるだけ普段からしないですむようにしたいです。「やめなさい」と言い続けて、少しずつ減ってはきました。

暇な時にしているので、できるだけやることを与えて行動を抑えるようにしています。
あえて、トランポリンの上でやらせるとかね。→(「トランポリン!買っちゃいました!」)