さて、いよいよ一学期が終わります。

我が家の次男ミッキーも、4月に地域の小学校の特別支援学級へ入学して、初めての学期を終えようとしています。幼稚園入園の頃を思えば、本当に成長したなぁ。幼稚園へ入園した時は、連日三男を連れてつきそいをし、私から離れられないミッキーの大泣きと大荒れ・・・夜泣き、チック、頻尿・・・先生方と本当に悪戦苦闘しながら、少しずつ、少しずつ慣らしてようやく年長の頃に園に慣れた、というまあ、今思い出しても本当に大変な日々でした。

小学校入学時も、大変だった入園時の再現かと覚悟していましたが、あっさりと小学校に慣れ、楽しく通っている様子に心底ほっとします。幼稚園の様子から、教室に入れないんじゃと危惧していましたが、「1年生になる」と本人なりに気持ちの変化があったようで、時折ウロウロしていますが、教室でも椅子に座って授業を受けています。別人のようです。

そして先日、1学期の集大成として、近隣の特別支援学級の子どもたちが集まる「音まつり」というのがあり、ミッキーも初めて参加してきました。うちの地域では、近隣の支援級の交流事業として、毎年行われている行事です。

もちろん見に行ったのですが、ちゃんと舞台に立ってみんなと一緒に合奏や合唱をやっているミッキーを見て・・・度肝を抜かれました。「え、ええー」みたいな (^_^;)

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いや、練習の様子とかも聞いていたのですが、どうせやらないだろうと思っていたのですよ。だって、幼稚園では結局、一度も舞台に立てないまま終わったのです。練習は何とかなっても、本番は普段と違う雰囲気に負けてしまい、大泣きして体育館にも入れないって感じだったので。聴覚の過敏さを抱えている彼にとって、音の渦の中にいなければならない音楽系の行事は、ただそこに居るだけでいっぱいいっぱいになってしまうのです。

だから、練習通りちゃんと自分の役をこなしているミッキーを見て、そしてとても誇らしそうなミッキーを見て、他の支援級の演技をちゃんと座っているミッキーを見て、私は本当に感動しました。

成長したんだなぁ。
子供って、すごいなぁ。

「音まつり」だったも、よかったのでしょうね。支援級の行事なので、プログラムも無理のない進行で進められ、合間合間に先生方がダンスや手遊びで気を紛らわせてくれ、一つ一つの演技も数分で終わるので、飽きませんでした。適正就学が重要と言われる訳が、よくわかります。自分に合った場所でなら、子供は伸びていけることの証明でした。

支援級に通う子どもたちが主役になれるように、各校とても考えて演技を工夫しており、どんな障害の子も無理のない範囲で、自分にできることをやっていました。小学校の音楽会では、こうはいかないと思うのですよ。周りの子に合わせて動かなければいけないので、マイペースな子供たちはついていくだけで大変です。

さらに、全体の邪魔をしないように、支援級の子はあまり目立たない役、できなくても影響がない役をすることがほとんどです。支援級の子供にとっては緊張感や負担感のほうが大きく、音楽を楽しむ、演技を楽しむという体験には、なかなかなりません。

それが、「音まつり」で演技している子どもたちは、みんなが主役で、みんな本当に楽しそうでした。見ているだけで、涙が出そうになるほど、みんな生き生きとしていました。素晴らしい行事だと思います。

秋に控えた小学校の音楽会の前に、こういった行事で「みんなと音楽を楽しむ」経験ができたことは、ミッキーにとって幸いでした。来年の「音まつり」も、楽しみです (^o^)