おむつなし育児

おむつなし育児、失敗別対処法!

おむつなし育児、始めてみたけど本に書いてある通りにはうまくいかない!という方へ、失敗別に対処法を伝授します。ぜひ、ご参考になさってください。
→(「おむつなし育児のやり方」)(「おむつなし育児のコツ!」)こちらもどうぞ!


失敗①おしっこが出ない

おむつなし育児を始めていきなり成功するパターンもありますし、おむつにする習慣がもうついてしまっていると、なかなか外におしっこをできない子もいます。新生児は、おしっこがしたいタイミングでおむつが外されると、かなりの確率で出ます。
一度成功すると、大人も子供も感覚が何となくわかってきます。少し大きくなってから始めて、子供が抵抗する場合、成功しやすい一例としては、まず確実に出るタイミング(寝起きなど)にお風呂場に連れていき、「ちーちー」と声をかけながら、目の前で水をチョロチョロ流します。ほとんどは、これで出ます。出なければ、少しだけおちんちんを濡らします。それでも出なければ、フーフー息を吹きかけてみます。(←冷えると出ます)

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これでも出なければ、おそらく寝ている間に汗などで水分が出てしまい、おしっこがたまっていないのでしょう。また次の機会にトライしてみます。


失敗②トイレを嫌がる

トイレは狭いし暗いし、怖がる&嫌がる子は多いです。対策としては、子供の好きなキャラクターもので飾る。ご褒美シールなどでモチベーションを上げる。戸を閉めないで使用する。普段から親が使う時に、一緒に連れて入ってあげる。←嫌じゃない人は、ね。(私は平気だけど、旦那さんは耐えられない・・・)
あとは、今はトイレにこだわらない、というのもおすすめです。おまるでもお風呂場でも、縁側(縁側を嫌がる子はいません)でも、どこでもいいくらいの気持ちで。そのうち、トイレにも慣れますから。


失敗③おまるを嫌がる

ホーローおまるは座った時にヒヤッとするので、嫌がる子もいます。対策としては、ホーローおまる用カバーをつける、肌に触れないように親がささげてあげる、ホーローおまるにこだわらないというのもおすすめです。
おまる用カバーは市販もされていますし、100均のO型用のトイレ用カバーを利用して自作することもできます。

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失敗④座ってできない

立ってする習慣が確立されてしまっていると(とくにうんち)、座ることを頑なに拒否することがあります。おまるやトイレで、不安定な姿勢になるのが怖い子もいます。安心できるように、抱っこしながら全身を支えてあげると座れるようになります。

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BUT、次は抱っこでなくても座れるようになるまで、またワンステップ要ります。うんちのたびに、一緒におまるやトイレにつき合うのも・・・


失敗⑤タイミングがわからない

これはもう、経験あるのみです。慣れると、ささげた時の赤ちゃんの身体の力の入り具合で「あ、うんちするな」とか「あ、出ないな」とかわかるようになります。

時間を見て適当にさせるのもいいですが、したくないと抵抗される&しょっちゅうさせすぎるのも、膀胱におしっこがたまる感覚が育ちません。新生児は授乳のたびにするでOKですが、1歳を過ぎるころには2時間我慢できる子もいればすぐ漏らす子もいるし、個人差が出てきます。確実に出そうな時以外は、出かける前、家に帰ってきた時、食事の前、お風呂の前など、子供もわかりやすい節目のタイミングで、トイレに誘うのがおすすめです。


失敗⑥外出先でうまくできない


これは、仕方ありません。おまる育ちの子は、とくに出先のトイレでは難しいことが多いです。トイレで座ってする、トイレでささげてする経験を、何度か家でも練習しておくといいかと思います。和式しかなかったり、やっぱり雰囲気が違うと怖がる場合は、無理に出先ではさせなくてもいいかと思います。

私も、公衆トイレが大行列!もう出そう!って時はこっそり、裏の茂みにさせたこともありますし、洋式便座に腰が届かないので汚物入れをステップ代わりにしたこともありますし・・・まあいろいろです。


失敗⑦もらされるとつい叱ってしまう

まあ、これは親も人間ですからね。イラっとくることもあります。私も、叱ってはいけないことを重々承知の上で、「頼むから畳ではせんとってよ!」とキレたことは何回もあります。「うんちはトイレで!」とかね・・・( ;∀;)

対策としては、親もよく睡眠をとるなどの体調管理に努め、疲れてイライラしないようにするのが一番かと思います。幼児期までは、ほとんどが親の側の事情で叱ってしまっています。とくに次男ミッキーを育てていて感じますが、「ひっくり返された!」→「こんなとこに置いといたのが悪かったね」と思えるかどうか。この一点につきます。
生理前にイライラしちゃうのもどうしようもありませんが、「そういえば、そろそろ・・・」と自覚があれば、「このイライラはきっと生理前のせい」と気持ちを切り替えることができます。


Q&A ホーローおまるは必要?

新生児期はホーローおまるはめちゃくちゃ便利なんですが、立ってトイレでもできるようになるとあまり使いません。我が家ではすでに、枕元のサブ用(夜中や明け方のおしっこ対策)になっています。

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ただ新生児期は、トイレ含めて他のあらゆるおまるよりも使いやすかったです。絶妙なカーブの形状が、すばらしいんです。赤ちゃんをささげて、うんちやおしっこを受けやすい&横に倒れても、中がこぼれません。また部屋に置いておいても、おまる感がなく、インテリアのように可愛いのもおすすめです。がありますが、新生児期にはが使いやすく、は2歳頃まで使えます。を兼ねるということで、私はを買って愛用していました。まったく困りませんでした。新生児期からトイレのみという人もいますので、おむつなし育児に必ずホーローおまるが必要というわけではありません。ただおまるがあると、まだ体力が回復していない産後や夜間にトイレまで連れて行かなくていいので、便利かと思います。まあ、うちはコップにさせたりもしていたので、何でもいいっちゃいいです。→(「男の子のおむつなし育児におすすめ!おしっコップ」)


Q&A いつからパンツにすればいい?

我が家は、よちよち歩けるようになっておむつ替えを嫌がりだしたら、トレパンにしていました。

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4層か6層のトレパンに、たたんだ布おむつを挟んでおくと、軽いおもらしなら服が濡れません。大量に漏らされると、やはり全身着替えになりますが、毎回暴れる人を押さえつけておむつ替えをする苦労を思えば、トレパン式が楽でした。今では布おむつを挟むと動きにくいと嫌がるので、トレパンオンリーです。(三男ユウキ2歳0ヵ月)

普通のパンツでもいいんですけどね、どっちにしてもズボンからシャツまで濡れるし。トレパンだと、足もとに水たまりができない、というくらいです。


Q&A いつから自分で教えてくれるようになる?

これは個人差がありますが、早ければ1歳過ぎには教えてくれる子もいれば、3歳まで親が連れて行かないとしない子もいます。言葉の発達とも関係してくるので、早ければいい遅いのは困るという話ではなく、単にその子の発達のスピードがそこなのでしょう。

ただ早く教えてくれるようになるコツは、赤ちゃんでもできる簡単な方法を教えることです。股をたたくなどのベビーサインや、「ちー」などの言いやすい言い方。また自分でもできるように、できるだけ簡単な手順にしておきます。(おまるはここにあるから、したくなったらここでするんだよ等)その時も自分でパンツを脱ぐことは難しいので、丸出し状態で放置しておくと、できることが多いです。一度自分でできると、「おしっこが出そう」という感覚がなんとなくわかっていきます。

おむつなし育児のコツ!

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おむつなし育児を始めてみたいけど、どんな風にやったらいいのかわからない~という方へ、やり方のコツをまとめてみたいと思います。こちらの過去記事も参考にどうぞ→(「おむつなし育児のやり方」)


コツ①月齢が小さいほうがやりやすい!

おむつなし育児は、生まれてすぐの赤ちゃんから可能です。といっても、今はほとんどが出産後1週間前後は、産院に入院しているので、退院してからというのが現実的ですね。お母さんの体力の回復も考えて、床上げが済んでから、首が座ってからなど、始めるタイミングは人それぞれでOKだと思います。

また大きくなってしまったらできないというわけではないので、やってみたいと思ったら、いつでも初めてOKです。我が家も長男ゲンキは1歳過ぎから、次男ミッキーと三男ユウキは生後2週間後からのスタートでした。

月齢が小さいほうが、排泄をおむつの外にしたいという本能が残っているので、スムーズにいきやすい&自我がないので抵抗されにくい、というメリットがあります。またうんちを頻繁にする新生児期におまるにしてくれると、世話がとっても楽です。おっぱいを飲んだら出るなど、タイミングを計りやすいのでおすすめです。


コツ②子供の様子をよく観察しておく

これはトイレトレーニングにも言えることですが、おしっこがどんな時に出るか、どれくらい間隔があくか、おしっこが出る直前に共通する動きはないか、をよく観察してみましょう。

ゲンキは、おしっこが出る直前に「ちらっ」と股を見る癖がありました。「ちらっ」と見たら、即座にトイレに直行。ミッキーは、うんちが出る前に身体をくねらせる癖がありました。くねくねし始めたら、おまるに直行。ユウキは家に帰ってくると玄関でする人だったので、帰宅したらトイレに直行、でした (;´д`)

他にもよくあるケースとしては、しゃがみ込む、じっと動かなくなる、目の焦点が合わなくなる、顔が赤くなる、何か訴えかけるようにこちらを見てくる、足をバタバタさせる、などがあります。どれくらい飲んだらどのくらいの間隔でおしっこが出るかも、メモにとっておいて確認してみましょう。


コツ③一つのやり方にこだわらない

それまでおまるで機嫌よくしてくれていたのに、いきなり嫌がりだした、というのもよくあります。成長の証です。自我が育ってきているのです。嫌がる時期は、おむつなし育児を中断するのもありですし、お風呂場やトイレなら嫌がらないなら、好きな場所でさせてあげるのもありです。どうしてもここでして!!と強制すると、失敗しがちです。また昨日はトイレでしたがったのに、今日はお風呂場がいいってこともあります。「いや!」と言われたら、「じゃあ、こっちは?」みたいに、上手に誘導してあげましょう。一つのやり方にこだわらず、子供がしたいようにさせてあげるとうまくいきます。

おむつなし育児は、性格的にややルーズな人に向いているかな。
お風呂場でおしっこさせるなんて絶対に嫌!という人は、しんどいと思います。私はお風呂場でも洗面所でも、縁側でも公園でも別にいいんじゃない。板間でしちゃっても、拭けばいいんじゃないってスタンスでした。敷物も、定期的に洗えばいいし。うんちはさすがに、翌日洗うかって感じでしたが。


コツ④とにかく褒める

そしておしっこができたら、どんなに小さな新生児でも、ちゃんと褒めてあげましょう。お母さんの声の調子から、褒められているのはちゃんとわかります。できたら、褒める。できなかったら、また次にやってみる。一日に一回でもできたら、大喜びしてあげる。

お母さんも子供も、楽しんでやれることが一番大切です。
絶対おまるでさせなくっちゃ!と肩の力を入れているうちは、うまくいきません。「やってみる~?」「うっそ~、できたじゃ~ん、すご~い、天才~」くらいでいいんですよ。お母さんが喜んでくれることが、子供にも伝われば、きっとできるようになります。


コツ⑤親の感性を磨く

子育て全般に言えますが、赤ちゃんの喃語を聞いて何を言っているかわかる人は、おむつなし育児にむいています。「なんとなくおしっこが出そう」と感じられる人は、おむつなし育児がスムーズにいきます。どうすれば、それがわかるようになるか。これはもう、親の感性を磨くしかないのだと思います。慣れ、もありますし。

究極の親の感性として「まぼろしのおしっこ現象」というのが、おむつなし育児ママの中で定説としてあるのですが、これはひざにのせていた赤ちゃんのおしりが急にあったかくなって、「あ、やられた!」と思って慌てて見ると、まだしていない。「あれ?」とおまるに座らせるとおしっこが出る、という現象です。私も何度か経験があります。何なんでしょうね、これ。予知、みたいなものでしょうか。


始めはまったくわからない人でも、わかろうと努力することで、なんとなくわかるようになってきます。

私も、ゲンキの時はよくわかりませんでした。でも、ミッキーユウキの時には、わかるようになりました。慣れない一人目育児は、シーンとした家にまだ喋れない赤子と二人っきりで、げんなりしたのを覚えています。3人目のユウキになると、何を言っているのかどうしてあげればいいのかもわかるし、まだ喋れない赤子相手に、1時間でも2時間でも一人で喋れるようになります。喋ってる内容→「ゆうくんチュキチュキ~」「なんでこんなにかわいいんでちゅか~」「チュ~食べちゃうぞ?」って感じですが・・・ (あほやね)(;´д`)

発達障害の子供でも、おむつなし育児はできる?

発達障害のある子供の、赤ちゃんの時期の特徴として

自閉症スペクトラム ↓

①抱かれると嫌がる
②目が合わない
③不安定な姿勢を怖がる
④身体が固い(緊張して強ばっている)


ADHD ↓

①絶え間なく動いている
②指示されてもまったく聞かない
③高いところや危ないところを好む

などの症状が挙げられます。→(「赤ちゃんの頃の自閉症児の特徴とは?気になる子供の様子」)

おむつなし育児は、まだ赤ちゃんがおむつの中に排泄をする習慣が身についていない新生児期から始めるほうがおすすめですが(自我が出てくると抵抗します)、自閉症スペクトラムの特徴、①抱かれると嫌がる③不安定な姿勢を怖がるなどの症状のせいで、新生児期におむつなし育児をすることが難しい場合があります。

またADHDの特徴、①多動や②言うことを聞かない場合も、おしっこをする間じっとできなかったり、おまるを異常に嫌がったりと、難しい場合があります。これは歩き出してから、ですね。

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我が家の次男ミッキーも、3、4ヵ月の頃縦抱きにすると異常な嫌がり方をし、小児科で相談すると県下でも有数のこども病院にまで回されたことがあります。→(「ミッキー~4ヵ月 身ぶるい発作&反り返りで受診」)

首が座る前、生後2週間頃からおむつなし育児をやっていたのですが、首が座ったのに、なぜか3ヵ月頃におまるさせようとすると身体を強ばらせて泣き、それ以外のお風呂や授乳でも、縦抱きにするとよく強ばって泣いていました。身ぶるい発作と言うそうです。

泣き方がちょっと尋常でなかったので、できるだけ縦に抱かないように世話をし、その時期は一時おむつなし育児も中断していたのですが、よく飲みうんちも頻繁にする子だったので、おむつなし育児をできないとおむつかぶれをおこしてお尻が真っ赤になってしまいます。(おまるでうんちさせると、新生児でもうんち回数が一日に1、2回になります)うんちをしたらできるだけすぐに沐浴させていたのですが、沐浴中も縦抱きにすると発作で泣きます。どうしたらいいの~って感じでした。

こども病院の小児科の先生からは、嫌いな姿勢にも段々慣らしていくほうがいいと指導されたので、わらべうたを謡いながらひざの上であやしたり、好きな絵本をひざにのせて読んだり。どこまでが嫌でどこまではOKかを慎重に見極めて、嫌がる手前の状態で楽しめることをたくさんやってあげることで、6ヵ月頃には身ぶるい発作は起こさなくなりました。

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おむつなし育児も、不安定な姿勢にならないように、新生児にするように体と腕ですっぽりと支えるようにしました。おしっこは、おむつを外すだけで寝かせたままさせた(ピューピュー飛んでました・・・)時期もあります。

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より感覚過敏が強く、抱かれるだけで泣く赤ちゃんは、一人でおまるに座れるようになるまで、おむつなし育児は待ったほうがいいかもしれません。それまでは、寝かせたままさせてもいいですし。→(「おしりすっきり!暑い季節はおむつレスタイム」)

ミッキーはADHD傾向も強かったので、歩き出して多動が激しくなってきたら、家ではパンツも履かせず丸出し状態で放置→したくなったらここでしなよとおまるの場所を教えると、自分で勝手にしていました。

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無理やりさせられるのは全力で抵抗→自分で好きにできるなら嫌がらない感じでした。でもパンツを一枚でも履かせると、もらすんですよ。感覚が鈍くなるのか、パンツをいちいち脱ぐことに耐えられなかったのか、非常に難しい人でしたね。長男ゲンキは「はい、してちょうだい」と言うと、素直にしてくれていたので・・・

おむつなし育児がうまくいかない!ということは多いし、子供の成長に伴って嫌がる時期があったり、嫌がるやり方があったりもします。上手にできない=子供に発達障害があるとは限りませんが、何か母親が育てていて違和感を感じるというのが、発達障害児の特徴でもあります。ちょっと気になることがあったら、参考にしてみてくださいね。




でもめげずにおむつなし育児を続けることは、子供の成長にも親子の絆にも絶対にいいと、経験から断言します (^▽^)/
→(「発達障害の子供におむつなし育児は有効か」)

発達障害の子供におむつなし育児は有効か

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自閉症スペクトラムやADHDなど、発達障害のある子供に「おむつなし育児」は有効かどうか、を考えてみたいと思います。我が家には3人の男の子がいますが、長男と次男がグレーゾーン。次男のほうがより特性が強く、言葉の遅れだけでなく、多動や感覚過敏もあります。でも3人ともおむつなし育児で育てました。
→(「おむつなし育児ってなに?」)(「おむつなし育児のやり方」)

3人のおむつが取れた時期は、長男ゲンキ→2歳過ぎ。次男ミッキー→3歳過ぎ。三男ユウキ→2歳0ヵ月現在日中はトレパン状態。この夏には取ろうと思っています。

ゲンキは1歳半からパンツ、ミッキーも2歳半からパンツで時間排泄でした。おむつが取れたというのは、自分で「おしっこ」を教えてくれるようになった時期のことです。ユウキも、「うんち」は1歳8ヵ月頃から教えてくれます。

ゲンキユウキは、おむつなし育児の成果か、明らかに周囲よりも排泄自立が早いです。
ミッキーは他の子供のおむつ外し時期と同じかやや早いくらいでしたが、1年以上言葉の遅れがある自閉っ子にしたら、ものすごくスムーズに取れたほうだと思います。もし紙おむつで育てていたら、おそらく今も取れていないでしょう。

発達障害の子供にも、おむつなし育児は有効だと私は思います。
といっても障害が重い子供は、もしかしたらそれどころではない、もっと生活の基本的なことをするだけで精一杯で、布おむつやおむつなし育児なんてやる余裕が、親にないかもしれませんが。それでも療育手帳を取得し、おそらく小学校も普通級は難しいであろう次男ミッキー(手帳の等級は軽度です)でも、おむつなし育児はできました。→(「療育手帳の取得に向けて」)

発達障害の子供に共通する特徴に、一度身についた習慣を変えることが難しいということがあります。一度紙おむつの中に排泄する習慣を身につけてしまうと、なかなか変えられないのは健常児でも同じですが、発達障害を持つ子供は、よりそれが強く出てしまいます。

さらに、自閉症スペクトラムの人は身体の感覚が人とは違うことが多く、排泄感覚がわかりにくかったり、下半身の感覚が鈍く上手に排泄できなかったり、「おしっこがしたい」と感じてもそれを言葉にすることが難しかったり、狭くて暗いトイレを異常に怖がったり、失敗して叱られた記憶が消えずにフラッシュバックを起こしてしまったり、トイレトレーニングがうまく進まないことが非常に多いです。

「赤ちゃんにおむつはいらない」三砂ちづる著)によると、赤ちゃんはもともと本能的に、排泄物をおむつの外にしたいという欲求があるそうで、その本能を大切にしながら育てることが「おむつなし育児」の本質です。発達障害があっても、食欲や睡眠欲と同じように、排泄をするという本能は、誰でも持っているはずです。持って生まれたその本能を、薄れさせずに育てることで、トイレトレーニングがしにくい発達障害の子供もスムーズにおむつが取れるのではないかと思います。

赤ちゃんにおむつはいらない
三砂 ちづる
勁草書房
2009-08-29


おむつの外にすることが気持ちいい、おまるやトイレにすることが当たり前、という感覚で赤ちゃんの頃から育てていれば、年頃になったからといきなり「今日からトイレでするように」と言われても、戸惑わずにいられます。

発達障害があるかどうか、はっきりしてくるのは2歳とか3歳、もっと大きくなるまでわからなかったというケースも多いので、この子は障害があるからおむつなし育児で育てようと、初めから考えている親は少ないとは思いますが、すべての子供に優しい子育て法として、ぜひ「おむつなし育児」を知ってほしいなと思います。

ただ、発達障害があると赤ちゃんの頃から特徴的な育てにくさとして、「抱かれると嫌がる」「不安定な姿勢を嫌がる」などの症状がある場合があり、次男ミッキーも縦抱きが嫌いだったのですが、身体を支えておまるにおしっこをさせるのが難しい時期がありました。→(「ミッキー~4か月 身ぶるい発作&反り返りで受診」)

指示が理解できにくかったり、トイレなど場の認識がつきにくかったり、発達障害が原因の「おむつなし育児」のやりにくさも出てきます。次回以降、そういった問題点を考えていきたいと思います。
→(「発達障害の子供でも、おむつなし育児はできる?」)

男の子のおむつなし育児におすすめ!おしっコップ!

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男の子のおむつなし育児におすすめの、おしっコップ

女の子には使えませんが、我が家はつかまり立ちができるようになったら、100均で買ってきた適当なコップにおしっこをさせていました。これは、二代目「おしっコップ」です。一代目は、どこかの駅のトイレで置き忘れてきました。謎の忘れ物に、お掃除の人困ったのではないでしょうか。すみません m(__)m

やり方はとっても簡単&シンプル。
コップにおしっこをさせます。

トイレを嫌がる、トイレに連れていくのがめんどくさい、お出かけ先でもおしっこをさせたい、時に大助かりです。ホーローおまるも使っていたのですが、大きくて持ち運べない&落としたり投げられると、ホーローって割れるんですよ。我が家のホーローおまるも、縁が欠けてボロボロ・・・
少し大きくなったら、ホーローおまるはうんち専用、おしっこはもっぱらおしっコップにさせていました。プラスチック製なので落としても投げても平気&カバンに入れて持ち運べる&安いので失くしてもダメージが少ないです。

また、ものを食べながらおしっこをする人(長男ゲンキがそうでした)や、水分補給をするとおしっこが出る人(次男ミッキー)でも、コップなら小さいので手軽にその場で使えました。→(「おむつなし育児のやり方」)

おしっコップ」って名前は、たぶん私がつけたんだと思いますが、いつの間にかそう呼んでいました。旦那さんは潔癖症なので、「そんな名前、恥ずかしくて外で使えない!」とかブツブツ言っていたのですが、それ以外に呼びようがないので、いつの間にか馴染んでいました (*´∀`*)

あと、我が家は口周りは白のガーゼハンカチ、おしりやおしっこを拭くのは柄物のガーゼハンカチとわけていたのですが、下用のガーゼハンカチも私が「ちんちんふき」(ネーミングセンスひどいですね・・・)と呼んでいたら、また旦那さんが抵抗して「おしりハンカチ」「おしっこタオル」とかいろいろ呼んでいましたが、どうにも呼びにくい&収まりが悪いんですよね。大量うんち→連鎖反応で二人目もきばっている→やばい!!っていう修羅場では「はやくちんちんふき取って!」みたいな。オイオイ、使ってるやんかって ( *´艸`) 

3歳くらいになると、おしっコップでは受けきれなくなります。量がね。
とくに、朝起きてきた大量おしっこは、あふれます。それを目安に、トイレでしようねと移行させるといいかと思います。その頃には、身長的にもトイレで立ちションができるようになっています。三男ユウキもお兄ちゃんの真似をしてトイレでしたがるようになりましたが、まだ便座に届かないのでステップを使ったり、私がささげてあげたりしておしっこしています!




あと、おしっコップの困るところと言えば・・・自分でやりたがること・・・

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3人とも、自我の出てくる1歳半頃に「じぶんで!」と言いました・・・

もちろん、悲劇的な結果になるので親はやらせたくない。でも聞かない。すったもんだしているうちにもれちゃった・・・てなこともありました。

「じぶんで!」と言い出した時の対処法としては、始めは持たせてあげる→出始めると脱力する→そこをすかさず支える→「すごい!じぶんでできたね!」と褒めたたえて、なし崩し的に奪う。というのがおすすめです。

男の子のおむつなし育児に、ぜひお試しください!!

profile

筆者:nontan
男の子3人を育てています。
長男ゲンキ(2009年生)
こだわりの強いグレーゾーンBOY
+アトピー&卵アレルギー

次男ミッキー(2012年生)
ASD+ADHDのハイブリッドBOY
+ぜんそく&卵エビカニアレルギー

三男ユウキ(2015年生)
今のところ普通に見えるけれど…アレルギーなし

出産前は書店勤務&JPIC読書アドバイザーとして活動していました。子育てが一段落したら、読み聞かせ活動を再開したいです!
はじめての方は、こちらの記事をまずお読みください。

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